ちの観光まちづくり推進機構 駅ビルに移転へ

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ちの観光まちづくり推進機構の移転が検討されている茅野駅前ビル・モンエイト2階

一般社団法人ちの観光まちづくり推進機構が来年度、茅野市役所からJR茅野駅ビル・モンエイト2階に事務所を移転する方向で市と協議を進めていることが10日、分かった。モンエイト2階では昨年4月、茅野・産業振興プラザが茅野商工会議所に移転し、跡地利用の模索が続いていた。登山者や外国人旅行者に鉄道利用者が多いことから、多言語対応の観光案内機能を駅ビルに整備し、利便性向上と観光振興につなげる狙い。5~6月の業務開始を予定している。

茅野市議会の会派「新風ちの」(樋口敏之代表、6人)が提出した予算要望に対する回答の中で市が明らかにした。

モンエイト(Mont8)は1986年3月に開業した駅ビル。JRがビルを所有し、ステーションビルMIDORI(長野市)が運営する。市がMIDORIと契約を結び、2階の大部分(面積約270平方メートル)を年約560万円で借りている。

市が管理する2階には、推進機構が運営する茅野市観光案内所(2人常駐)と、旧茅野・産業振興プラザの事務所やミーティングルーム(30人収容可能)がある。館内に駅の構内放送が流れるため、鉄道を利用する観光客やサラリーマン、高校生が訪れている。土産店「モン蓼科」が隣接している。

移転の経費は2020年度一般会計当初予算案に計上し、市議会3月定例会に上程する予定。駅西口リニューアル事業でモンエイトを含めた計画の策定が進んでいるため通信環境の整備など暫定的な改修にとどまるもようだ。

推進機構には現在、地域おこし協力隊13人を含むスタッフ19人が勤務。移転後の体制は退職や市職員派遣を考慮して15人程度になる見込み。機構は移転に合わせ、多言語対応や広域的な情報提供など日本政府観光局(JNTO)が外国人旅行者向けに観光案内所の充実度を示すカテゴリーをIからIIに引き上げる認定の申請を検討中で、「観光窓口として機能強化したい」としている。

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