入舟町に入船亭一門 伊那市坂下区で落語会

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入船亭扇辰さんらの落語を楽しんだ入舟町内会の住民たち

伊那市坂下区入舟町の寄席実行委員会は11日、地名と同じ呼び名の入船亭一門による落語会を坂下公会堂で開いた。実力派真打として知られる入船亭扇辰さんらが軽妙な語り口で落語を上演。会場は、住民の笑い声や拍手に包まれた。

実行委は町内会役員で構成。かつて天竜川の船着き場としてにぎわった街の活気を取り戻そうと、住民みんなが楽しめるイベントとして企画した。実行委の予想を上回る約80人が来場した。

扇辰さんは、「入舟に入船亭一門を呼んで落語を聞こうなんて、実にしゃれた発想」とたたえ、「『扇辰』という和菓子屋があったと聞いていて、縁を感じます」と語った。日本で一番短いという小話「天国」を披露し、「あのよ(世)ー」と語りかけ、会場の笑いを誘った。女性の嫉妬をテーマにした落語を上演し、拍手喝采を浴びていた。扇辰さんの弟子で二つ目の入舟辰乃助さんも出演した。

会場のにぎわいに目を細めた町総代の八木択真さんは「地域の人が大いに笑って元気になる、そんな機会になって何よりです。できるなら有志を集めて、今後も続けていきたいですね」と話した。

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