汚れを残さない洗い方 認定マイスターが伝授

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効果的な手洗いを実演する小池理事長(左)ら

感染症予防に効果的な手洗い。新型コロナウイルスの感染が広がる中、日本食品衛生協会認定の「手洗いマイスター」の資格を持つ諏訪地方の飲食店経営者らが適切な手洗いの重要性を発信している。15日には岡谷市東銀座の小井川平成会館で開かれる「第22回こどもだるま食堂」を訪れ、集まった子どもたちに汚れを手に残さない洗い方を伝授する。

手洗いマイスターは、人の手を介した2次汚染を予防しようと2015年に制度化された。食品を取り扱う事業者の感染防止につながる手洗いの普及や消費者(地域住民)の手洗いに対する重要性の理解促進を図るのが役割。諏訪地方で取得しているのは諏訪食品衛生協会(千田忠司会長)の11人。このうち、飲食店「くるみ」(茅野市ちの)を経営する小池義一さん(69)が県協会の理事長を務めており、手洗いマイスターを招いて正しい洗い方を学ぼうとする機運を地域に広めようとしている。

小池理事長によると、手洗いの際に菌やウイルスが残ってしまいがちなのは親指の付け根の周辺や指先と爪の間、手首など。手のひらは洗うが、それ以外の手の甲なども十分に洗えていないケースも見られるという。

15日午前10時から開始する子ども食堂では、食事前の午前11時30分ごろから参加者に指導する。汚れに見立てたローションを手に塗り、手洗い後にブラックライトのLED(発光ダイオード)にかざすと、洗い残しが光る手洗い教育教材を使う。日頃の洗い方とマイスターの教える洗い方の違いを理解してもらう。

新型コロナウイルスの感染予防策として厚生労働省はホームページなどで「せっけんやアルコール消毒液などによる手洗いを行ってほしい」と呼び掛けている。同理事長は「日頃、飲食店がノロウイルスやインフルエンザウイルスなどの感染症予防のために行っている手洗いのやり方を伝える。この機会に感染予防に効果がある手洗いを知ってほしい」と呼び掛けている。

15日の参加料は大人300円、子ども1コイン(コインなら1円でも良い)。この日以外に地域の行事などで手洗いマイスターを迎える場合も含め、問い合わせは諏訪食品衛生協会の吉田さん(電話080・1164・1700)へ。

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