諏訪地域の高校将来像考える協議会 第3回会合

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高校の将来像に対する産業界の意見が報告された協議会の会合

県教育委員会と諏訪6市町村教委は14日、旧第7通学区を対象にした「諏訪地域の高校の将来像を考える協議会」の第3回会合を諏訪市役所で開いた。6市町村の産業界から聞き取りした意見の報告があり、高校教育に期待することや必要な高校の在り方として「地域産業を学べる教育課程の整備を」「グローバルな人材が育つような高校が必要」などの声が上がった。

県教委に提出する意見書(素案)に反映させるための意見聴取。6市町村教委などがあらかじめ商工会議所や商工会、JAなど地元産業界の関係者から聞き取りした意見を市町村の担当職員が報告した。

富士見町からは「園芸科を有する学校は農地や施設などの実習環境が確保されるべきであり、市街地の高校との統合はそぐわない」との意見が出された。茅野市は求める人材として急速に発展するデジタル社会の到来を受けて各分野でIT(情報技術)を活用できる人│などを求めた。

諏訪市は「県外の高校に優秀な生徒が流れていく傾向があり、対抗できる大学進学力のある高校が必要」、岡谷市は「地域に戻って経営を継ぎたい、起業したいという人材を望んでいる。実際の経営など実学を学べる場をつくる必要がある」などとした。

「観光系統の教育が受けられる高校があるといい」(原村)、「地域企業に対するインターンシップの充実」(下諏訪町)といった声も挙がった。

会合には委員約20人が出席。委員からは「新たな職域を体験できる学科が必要」などの意見が出た。岡谷市の商業関係者は「市内には三つの高校があることで人の動きや活気があり、高校が減ると地域にとって損失になる。統廃合ありきではなく、魅力ある高校を一つ増やすぐらいの気持ちでやってほしい」と述べた。

今後、中学生の保護者、同窓会、中学生、地域住民に対する意見聴取を行う。

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