「木曽・伊那・南ア」つなぐ路線バス運行開始

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JR伊那市駅を発車するするパノラマライナー

JR伊那市駅を発車するするパノラマライナー

「木曽・伊那・南ア」つなぐ路線バス運行開始

ジェイアールバス関東は16日、伊那市と木曽町を結ぶ夏季限定の乗り合いバス「パノラマライナー」の運行を開始した。同市が同社に業務委託した路線バスで、JR伊那市駅、木曽福島駅と南アルプスの登山口となる仙流荘(伊那市長谷戸台口)を結ぶ。午前、午後の便を設定し、山岳観光の利便性向上や地域間交流の促進を目指す。24日までは土日祝日、30日~8月16日までは毎日運行する。

伊那市駅午前8時40分発の最初の便には15人が乗車した。同市西町の松野隆弘さん(44)は家族5人で乗り、「便利になる。乗用車とバスでは見える景色も違うので楽しみ。木曽では街歩きしたい」と笑顔。神奈川県茅ケ崎市から来た木之元誠さん(51)は「多くの人にバスを知ってもらい利用が進めば。頑張ってほしい」と話した。この便で木曽福島駅からは12人が乗車した。

1日の利用目標は20人。出発を見送った白鳥孝市長は「『山の日』の効果も見込んでいる。中京や関西方面の登山者にとって南アルプスは時間がかかったが、バス運行で『遠い』というイメージを変えていければ。地域の交流も増えてくると思う」と期待した。

午前便は9時30分に木曽福島駅着。10分後に同駅を出発し、伊那市駅を経由して11時5分に仙流荘に着く。

逆ルートの午後便は4時55分に仙流荘を出発し、伊那市駅5時25分、木曽福島駅着は午後6時20分。10分後に同駅を出発し、伊那市駅着は午後7時20分。木曽福島駅でJR特急のワイドビュー、仙流荘で南ア林道バスに接続する。

伊那市駅―木曽福島駅間は1日2往復、仙流荘までは同1往復。伊那で7時間、木曽で9時間ほど滞在でき、買い物や観光利用なども見込まれる。

国道361号権兵衛トンネルを使って伊那と木曽を結ぶ連絡バスは、2008年度に1年間運行されたが、今回は3カ所以外に経由地を設けず直通運転で利便性を高める。

料金は片道で伊那市駅―木曽福島駅が1200円、仙流荘―木曽福島駅が2000円。問い合わせは伊那市観光協会(電話0265・78・4111)、ジェイアールバス関東中央道支店(電話0265・73・7171)へ。

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