100年前の押し絵びな 岡谷市の堀内さん宅

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堀内さん宅で飾られている押し絵びな

桃の節句を前に、岡谷市川岸東の堀内一光さん(90)宅で、100年以上前に作られた「押し絵びな」18体が飾られている。中には、赤々と炎が燃える五輪の聖火台のようなものが表現された人形もあり、堀内さんは「東京でオリンピックとパラリンピックが開かれる年にぴったり」と話している。

押し絵びなは、綿を包んだ布地を人物などにかたどり、厚紙に貼り付けた人形。堀内家の押し絵びなは、堀内さんの妻の母親が南箕輪村から嫁入りした際に持参したものといい、50年ほど前に堀内さんが譲り受けた。その後しまい込んで忘れていたのを思い出し、2月1日、子どもたちが集まった堀内さんの誕生会で久しぶりに飾り付けたという。

内裏びなをはじめ、武士や公家、子どもを連れた女性などの人形もある。聖火台のようなものが添えられた人形は、裏面に「大正九年」の記載が。堀内さんが調べたところ、大正9(1920)年はアントワープ五輪が開かれた年だったことから、「オリンピックにちなんで作られたものでは」と推測。「東京でオリンピックが開かれる年に合わせて見つかったとは、感慨深い」と話している。

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