2020年2月21日付

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県高野連は、先に松本市内で開いた理事会で、2020年度の高校野球秋季大会から各地区予選で、敗者復活トーナメントを導入する方針を決めた。県勢のセンバツ大会出場を目指すため、従来になかった新方式を取り入れたという▼高野連によると、従来行っていたシードを決めるための予備戦は廃止。通常のトーナメントと並行し、1回戦から準々決勝までに敗れたチームが回る敗者復活戦を行う。これにより県大会には地区ベスト4と、敗者復活から勝ち上がった4校の計8校が出場するという▼各校が最低2試合以上戦えるほか、1回戦で敗れたチームにも県大会出場の可能性を残す。たとえ、地区内の強豪校同士が1回戦でぶつかった場合、敗れたチームにも、もう一度チャンスが訪れる。高校球児にとってはがぜん、やる気がわくだろう▼県大会は東信、中信、北信、南信の各地区8校の計32校で行われる。高校野球は、通常は一発勝負である。だが新方式では、地区大会1回戦敗退から県大会、北信越大会へと進み、甲子園切符を手にするチームも出てくるかもしれない▼県勢は過去5年間、センバツ出場校はなし。高野連は、新方式導入を起爆剤にしたいようだ。一方、組み合わせの妙で勝ち上がるチームは皆無になるだろう。公立校などの好機が失われることを残念がる声もある。改革が、県勢の甲子園出場につながるのか。秋に注目したい。

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