先輩が相談に乗ります 茅野高校に同窓カフェ

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「DoSoカフェ」の看板を掲げる右から原田さん、篠原会長、楠さん、召田教頭、志津校長

茅野高校(茅野市)の同窓会(篠原啓郎会長)が、在校生や卒業生の進路や人生の相談に応じる完全予約制の「DoSoカフェ(同窓カフェ)」を始めた。インターネット交流サイト(SNS)の普及で世界中の誰にでも相談ができる時代だが、家庭や学校、進学や就職で直面する若者の悩みに寄り添い、地域で活躍する先輩が顔の見える距離でサポートする。「気軽に相談して」と呼び掛けている。

篠原会長が昨年5月に提案し、原山隆一県教育長や志津千代子校長ら学校側と話し合いを進めてきた。同窓会やPTA、市内企業などでつくる「茅野高校地域と歩み発展させる会」の取り組みの一環と位置付け、20日に同校で開いた「茅野高フォーラム」で開設を発表した。

篠原会長は、国内で発生するSNSを通じた未成年者誘拐事件などに触れ、「相談相手を間違えると人生が狂ってしまう」と指摘。進学や就職の直後につまずき、道を見失う若者もいる中、「在校生や卒業生がもう一度、新たな環境で一歩を踏み出すきっかけをつくれたら」と話す。

相談場所は同校敷地内にある同窓会館「石楠花会館」。同窓会顧問でスポーツトレーナーの原田年子さん(71)、会社役員や茅野市議を歴任した篠原会長(70)、元県職員で副会長の山田幸男さん(60)を中心に対応し、内容に応じて企業経営者ら適切な相談相手につないでいく。

石楠花会館には20日、「同窓カフェ」と書かれた小旗を手にほほ笑む少女の看板が設置された。絵画制作を担当した同校美術部の楠虹夏(こなつ)さん(1年)=茅野市宮川=は「入りやすいように水彩で柔らかい感じにしました。知らない人だから相談できることもある。(カフェは)いいと思う」と話した。

志津校長は「地域とのつながりの中で相談できることは心強い」と感謝。原田さんは「肉声の会話に慣れ、自分から助けを求められる人になって」と期待した。篠原会長は「この地域には君たちのことを真剣に考えている大人がいる。気軽に相談してほしい」としている。

申し込み、問い合わせは篠原会長(電話090・4732・1884、Eメールkei1206@po30。lcv。ne。jp)へ。

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