2016年07月18日付

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地域にとって安心、安全なまちづくりや防災対策は大切な課題。安全に生活するためのさまざまな情報も飛び交っているが、必要な人たちの手元に届いているだろうか。大切な情報ほど、発信する側は受け取り手の受信手段に配慮しなくてはいけない▼インターネットが普及し始めたころの話だから今はそんなことはないと思うが、問い合わせたことに対して行政機関からの回答が「ホームページに掲載してます」だったことに、驚いた覚えがある▼緊急性の高い情報では、「掲載しました」の一言では済まない。必要としている住民に向けた情報発信こそ、受信態勢がどうかを見極めて発信しないと意味がない。一方、受ける側の構えも大切。防災無線の受信機が各戸に普及しているが、ただ置いただけでなく暮らしに活用することが日々の備えにつながる▼防災無線ばかりでなく、多くの家庭には携帯電話やパソコンなどいろいろな情報通信機器がある。お年寄り宅ではどうだろう。「関心はあるがよく分からない」という人は多いのでは。地域の取り組みとして、高齢者に限らず各家庭での受信態勢を強化する方法はないか▼地域づくりの柱の一つに「世代間交流」がある。専門的なことでなく、初歩的な導入や困ったことの解決に子どもたちの力が借りられないか。問題視される「ケータイ」だが、地域の安全にとって情報源となり交流のきっかけになる。

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