原村に小規模多機能型居宅介護施設 6月着工

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富士見高原医療福祉センター(富士見町)は、小規模多機能型居宅介護施設と認知症高齢者グループホームを原村の温泉宿泊施設「樅の木荘」近くに建設する。両施設とも村内では初めての設置で、併設施設とする。今後、事前準備を経て、6月ごろに工事に着工し、2021年1月の開設を目指す。総事業費は6億5700万円余り。

諏訪広域連合の第7期介護保険計画に基づき、村内への整備が検討されてきた。長野厚生連が設置し、18年12月に、運営者として同センターが公募で選ばれた。

同センターは、すでに村内の中新田で老健や特別養護老人ホームを運営しているが、高齢化社会の進展を見据え、在宅医療を支える施設の新設が必要と判断。建設予定地として原山地区を選んだ点については「別荘地だが移住者も増え、村内の中でも高齢化率が伸びており、福祉の拠点が必要。地域住民の憩いの場である樅の木荘やもみの湯にも近く、地域との交流もできる」と利点を挙げた。

小規模多機能型居宅介護施設は定員29人。通所を中心に、利用者の選択に応じて在宅しながら訪問や泊まりのサービスを組み合わせて受けることができる。グループホームは定員18人。認知症高齢者が5~9人で共同生活を送りながら、スタッフから日常生活の支援や介護を受ける。両施設とも村在住者を優先的に受け入れる。

土地は払沢区から借り受ける。総面積は約7700平方メートル。木造平屋建てで、延べ床面積は1450平方メートル。両施設をつなぐ中心部には「地域交流スペース」を設ける。県から約9300万円、地元自治体として原村から3000万円の補助を受ける。

同センターの矢澤正信統括院長は「地域との交流を持ち、地域社会に溶け込んだ場所にしていきたい」と述べた。

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