まちなかミュージアム始まる 伊那で24カ所

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伊那市の高遠町歴史博物館が「まちなかミュージアム」で飾り出した昭和の頃の写真

伊那市高遠町歴史博物館の新企画「まちなかミュージアム」が市内の郵便局や金融機関の協力で始まった。2015年度から取り組んでいるアーカイブ(保存記録)事業で収集した写真の中から、伊那、高遠、長谷の昭和を記録した懐かしい場面を選んで公開。地域の人たちが身近な場所で見られるように同館を含めた市内24カ所をミニ博物館に見立て、11月27日まで巡回展示する。

公開する写真は計31枚。学校や風景、祭り、ダムなど8テーマを設け、3~4枚の写真を一組にしてA3サイズにプリント、額装している。展示場所は8会場ずつグループ分けしてあり、各会場で1点ずつ飾って1カ月を目安にグループ内で巡回させていく。

まちなかミュージアムには「歴史博物館や、所蔵する史料に関心を持ち、足を運ぶきっかけになってほしい―」との願いも込めた。有賀克明館長は「街中のいろんなところに共同のきっかけをつくりたかった。手始めに、日ごろ皆さんが利用する郵便局や金融機関に協力をお願いした。これから店舗とか公共施設とか、いろいろなところに広がっていくといい」と話している。

同館によると、アーカイブ事業ではこれまでに、約27万2000点の写真を集め、デジタルデータ化している。同館では保存記録したものを活用して市民に還元するとともに、家庭や地域に眠っている貴重な資料の掘り起こしをするために、展示・公開を通して写真やネガフィルムの貸し出しを呼び掛けることにしている。問い合わせは同館(電話0265・94・4444)へ。

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