茅野市玉川穴山 「コミン家」オープン

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茅野市玉川穴山に「コミン家」をオープンした左から鈴木一司さん、ウナさん夫妻

民泊ONEBRIDGE(名古屋市)を主宰するイラストレーターの鈴木一司さん(58)、英会話講師のウナさん(49)夫妻が、茅野市玉川穴山の御柱街道沿いにコミュニケーション・ミーティングハウス「コミン家」をオープンした。地域住民をはじめ世界各地の人々が集い、楽しく学び交流する拠点「楽交(がっこう)づくり」を目指している。3月中旬には農家民宿の営業を始める予定だ。

穴山歴史研究会の伊藤博夫代表によると、同所には明治大正期に栄えた旅館「油屋」があり、蚕種の買い付け人などでにぎわった。戦中は小学校教諭や郵便局員の下宿屋、戦後は魚屋を営んだが、昭和50年代に空き家になり、親族が管理していたという。

コミン家は不動産会社がリノベーションした木造2階建ての古民家を借りて22日にオープンした。手斧の跡が残る窓枠やあめ色の帯戸(板戸)など江戸時代や明治時代の家具や建材をふんだんに使い、1階に掘りごたつの談話室やトイレ、風呂、2階に御柱を正面から見物できる畳の客室、一度に20~30人が利用できる大広間を設けた。

鈴木さんは名古屋市出身。37歳の時、仏教画を学ぶために来日した韓国系カナダ人のウナさんと出会い、結婚。民泊は名古屋市の実家に続いて2棟目で、昨年夏に中学1年の長男(13)を含む家族3人で茅野市に移住し、同年11月ごろ穴山の古民家に出合い「ここならやりたいことが具体化できる」と確信した。

コミン家では、ウナさんの英会話教室や世界のお茶が楽しめるほか、展示会やコンサート、イベントの空間として開放する。農家民宿は主に外国人旅行者を呼び込む考えだ。英会話サークル(1回1000~3000円)のメンバーも募集している。

鈴木さんは「諏訪は人と空気、水の純度が高い。今後はもっと外国人旅行者が増える」と語り、「学年、年齢、職業、国籍に関係なく集まり、勉強や仕事、交流する場を作っていきたい。コミン家を地域の財産として活用していただき、穴山全体が盛り上がれば」と話している。

施設は火曜定休で営業時間は午前10時~午後6時。カフェは1日1人500円(飲み物・菓子付き)から、イベント利用は1日5000円、宿泊料は1泊5000円からで調整している。

問い合わせは、コミン家(携帯080・7997・7297、Eメールone‐bridge@hotmail.com)へ。

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