オオムラサキ「放蝶会」 茅野市の小泉山

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保護施設で羽化したオオムラサキを里山へ放す参加者

保護施設で羽化したオオムラサキを里山へ放す参加者

茅野市の小泉山体験の森創造委員会(長田芳男委員長)は17日、飼育・保護活動を行う国蝶オオムラサキの「放蝶会」を同市上古田の同山登山口にある保護施設で行った。子どもから高齢者まで市内外の約70人が参加し、同施設で羽化した約50匹を里山に放った。

同委員会は2001年に発足し、公民協働で小泉山の整備・活用に取り組む。会員は60~70代を中心に約70人。「子どもの頃見たオオムラサキが舞う小泉山」を目指して13年にオオムラサキ部会を設置し本格的な飼育・保護活動を開始。放蝶会は保護施設を建てた年から始め3回目。

チョウをいったん虫かごに入れてから、一斉にふたを開けた。多くはすぐに飛んでいったが、なかなか飛ばないチョウもおり、参加者は光沢のある紫色の羽(雄)をじっくりと観察しカメラに収めていた。保育園や学校に飼育施設を持つ参加者もおり、玉川小オオムラサキクラブの小林樹生君(11)は「学校でも観察していて楽しい。雄がきれいで好き」と笑顔。初めて見る参加者もおり、大型のチョウに感心していた。

オオムラサキ部会の石山功部会長によると、今年は1500匹の幼虫を飼育し、これまで一番多い約800匹が羽化。来年に向けて卵を産ませる分を除き、残りも順次放す予定。山で自然に羽化したオオムラサキも見られるようになってきたという。

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