町のいいとこ見つけた 辰野中生が広報誌に

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完成した辰野町の子ども情報誌「SCOPE」を広げて喜び合う生徒たち

辰野町辰野中学校の生徒が取材や編集を担った、町の子ども広報誌「SCOPE(スコープ)」の2019年度版が完成した。1年生女子5人の広報委員が「町のいいところ」をテーマに、商店街や神社、史跡などを巡って魅力を発信。仲間と力を合わせ、個性ある一冊にまとめた活動成果をかみしめている。

子ども広報事業は、町の若手職員の提案による人口減少対策として企画し5年目。中学生の素直な目線で町を題材に紙面製作してもらい、郷土愛の醸成を図っている。

広報誌はA4判カラー8ページ。巻頭で下辰野商店街の空き店舗活用で開いたカフェやシェアオフィスを特集し、仕掛け人の若者の思いをインタビュー形式で掲載した。ページごとに配色を変え、コメントを吹き出し風のデザインにするなど、読者を飽きさせない工夫を凝らしてある。

ほかに、平出の法性神社や戦艦大和の艦長を務めた町出身の有賀幸作の記念碑なども紹介。町内の小学6年生と中学生約600人を対象に、町の好きなところや将来望むことなどを尋ねたアンケートの結果も発表している。

広報委員はいずれも13歳の赤羽結さん、小澤由菜さん、宮原薫子さん、百瀬倫さん、山中美沙樹さん。昨年7月から放課後に活動し、計6回の編集会議を重ねてテーマや紙面構成を話し合い、現場取材や原稿執筆、編集の各作業を進めて完成にこぎ着けた。

27日には同校で委員認定証授与式を行い、宮澤和徳教育長と北原文雄校長が「自分の足で町を歩き、見聞きして素晴らしい広報誌を作った。今後も感性豊かに町の魅力を発信して」とたたえた。生徒は「いろんな場所、町の人が抱く思いに触れ、良い経験になった」などと感想を話した。

広報誌は8000部発行し、3月初旬までに町内全戸へ配布。町役場にも取り置き、自由に持ち帰れるようにする。

問い合わせは町まちづくり政策課(電話0266・41・1111)へ。

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