日本発の医療産業で貢献 宮坂勝之さん受賞

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今井竜五市長に受賞報告する宮坂勝之さん(右)

医療分野の研究開発の推進に貢献した事例をたたえる第3回日本医療研究開発大賞で経済産業大臣賞を受賞した岡谷市出身で聖路加国際大学大学院名誉教授の宮坂勝之さん(75)=東京都=が28日、岡谷市役所を表敬訪問し、今井竜五市長に受賞を報告した。

宮坂さんは同市加茂町出身の麻酔科医。信州大学医学部を卒業後、国立小児病院での麻酔科研修などを経てカナダと米国の大学に留学し、トロント小児病院研究所では呼吸生理研究部の研究員を務めた。帰国後は国立成育医療センター手術・集中治療部長、県立こども病院院長などを歴任している。

同大賞経済産業大臣賞は医療分野の研究開発で経済・産業の発展の視点から功績があった事例を対象とする。宮坂さんはカナダでの研究員時代に未熟児の肺を傷つけない優しい人工呼吸法として高頻度振動換気法(HFO)を発明。小児用のピストン式HFO人工呼吸器を製品化して国内の新生児医療に貢献したほか、海外にも展開した実績が評価された。

開発の経過について説明を受けた今井市長は「いい話を聞かせていただいた。岡谷の技術をいい意味で使ってもらいたい」と期待。宮坂さんは「日本発の医療機器を世界に売る努力が経産省に認められ、医療の産業としての切り口を見てもらえた」と振り返り、受賞を喜んでいた。

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