アーク諏訪開業1年 滑り出し順調

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開業1年を迎えたJR上諏訪駅前の商業ビル「アーク諏訪」。マンション「ポレスター上諏訪駅前テラス」(奥)の入居も始まり、さらなる駅前のにぎわい創出に期待がかかる

諏訪市のJR上諏訪駅東口開発事業で建設された商業ビル「アーク諏訪」が開業1年を迎えた。昨年2月21日にオープンした核店舗のスーパー「ツルヤ上諏訪店」の利用客数は堅調に推移。5月に開所した市公共スペース「駅前交流テラスすわっチャオ」の入館者数も順調に伸びており、駅前のにぎわい創出へ滑り出しは順調だ。ただ、同ビル駐車場は短時間の利用が目立ち、利用者が駅周辺を周遊するまでには至っていない。長時間の滞在促進へ地元商店街との連携が重要になりそうだ。

「品ぞろえが豊富で独自ブランドも良い。週3回ぐらい利用している」。近くの保育園に通う次男の送り迎えもあり利用頻度の高い市内の40代女性は、自宅から歩いて買い物ができるツルヤの開業を喜ぶ。ツルヤ(小諸市)の営業本部によると、開店1年を迎え、「順調にスタートを切っている」と手応えを話す。

開発事業を手掛けた民間会社「諏訪駅前開発」は「ツルヤが盛況で商業ビルとして順調な滑り出し」とする。敷地内の駐車場は平日は平均1200~1300台、休日は2000台程度の利用があり、「まずまずの台数」とみる。

諏訪駅前開発によると、同駐車場を利用する車の1台の駐車時間は平均35分。駐車場は最大1時間無料のため、料金が発生するのを嫌って短時間の滞在にとどまっている可能性がある。川上秀昭統括責任者は「駐車する車の回転率は良いと思うが、滞在時間は短い。どうすれば長くできるかが悩みの種」とする。

地元の本町2丁目上諏訪駅前通り商業会の宮坂友子会長は人通りが増え、「駅前が明るく感じられるようなった」。商業ビルの隣にはマリモ(広島市)が建てた10階建てマンション「ポレスター上諏訪駅前テラス」の入居が1月末から始まっており、分譲89戸のうち残りは数戸となっている。入居者は地元の区への加入が前提になっており、宮坂会長は「入居者が商店街を利用する仕組みを考えたい」と話している。

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