今年度最後の学校生活 臨時休校前に午前登校

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健康に過ごすための指導を受ける児童たち=諏訪市豊田小学校2年1組

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、諏訪、岡谷両市と原村の小中学校は2日午後から、臨時休校に入った。諏訪市内の小学校では児童たちが同日午前に登校し、今年度最後の学校生活を過ごした。

中洲小学校では、教員たちが「子どもたちの不安な気持ちが和らぐよう笑顔でいこう」と声を掛け合い教室に向かい、校内はいつもと同じ明るい雰囲気に包まれた。

6年生(105人)は卒業前の最後の小学校生活。授業の中で写真を見ながら6年間の思い出を振り返った。机を並べて小学校最後の給食時、どのクラスからも笑い声が廊下に漏れていた。

6年2組の教室では児童たちが黒板に大きな文字で「俺たちは自由だ!卒業おめでとう」と書いた。卒業への喜びを共にしたかったという。「卒業式で会おう」「元気で」。児童たちは明るく声を掛け合っていた。五味瑚陽さん(12)は「6年間みんなと過ごせて楽しかった」、田中太陽君(11)は「卒業式前の最後の学校で寂しい。5年生のキャンプでおいしいカレーができた思い出がよみがえる」と話した。

豊田小学校では、臨時休校から春休みまでの過ごし方をクラスごとに指導した。2年1組では、健康に過ごすために友達を家に誘わない、手洗いうがいをする、留守番の仕方を家族と話し合うなどと約束した。児童たちは休みの長さに驚きながらも、元気に返事をしていた。

休校中は市内の祖母の家で過ごすという小坂渚月さん(8)は「友達と遊べないから寂しいけど、勉強を頑張りたい」。両角圭司教諭(49)は「子どもも大人も準備不足で、夏休みより長い休みに入るので心配。健康で安全に過ごし、また元気に登校してほしい」と話した。

各学校で宿題の配布や休校中の生活指導など対応に追われた。3月に予定していた行事を前倒しで行う学校もあった。

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