2020年03月05日付

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県内各地の高校で、卒業式シーズンを迎えた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で各校では規模を縮小し、例年とは違った環境の下で式典が行われている▼卒業式の定番の歌で思い浮かぶのは「蛍の光」と「仰げば尊し」だが、今は高校ではほとんどこの2曲を聞くことはない。ただし、卒業ソングという枠で考えれば、それぞれの年代によっていろいろな曲が出てくる。現在の高校生たちの1曲は何だろうか▼リサーチ会社の調べによると、60歳以上と50代、30代の卒業ソング1位は、テレビドラマの主題歌として人気を集めた海援隊の「贈る言葉」。40代は尾崎豊の「卒業」。おおよそ予想通りの結果である。一方で、29歳以下が選んだレミオロメンの「3月9日」は、筆者を含めた中高年にはなじみは薄い▼このほか、中高年は「卒業写真」(荒井由実)や「春なのに」(柏原芳恵)、「卒業」(斉藤由貴)など。若年層は「my graduation」(スピード)、「さくら」(森山直太朗)といった曲が上位に名を連ねた▼1日に行われた岡谷工高の卒業式では、卒業生の退場時に、ZARDの「負けないで」が流れた。3日の東海大諏訪高は、教職員約60人がゆずの「栄光の架け橋」を合唱するサプライズ演出を行い、卒業生を送り出した。在校生や保護者がいない中での式典だったが、卒業生には思い出に残る卒業ソングになっただろう。

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