上社周辺まちづくり 工学院大学生が調査報告

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諏訪大社上社本宮周辺のまちづくりについて調査報告する藤谷さん(右から2人目)ら

諏訪市中洲の諏訪大社上社本宮周辺のまちづくりについて市の委託で調査した工学院大学(東京)建築学部まちづくり学科の下田明宏研究室が最終報告書をまとめ、4日、市役所で調査内容を報告した。来訪者が長時間滞在してもらえるよう本宮東参道に観光拠点施設を整備し、回遊性を向上したいと提案した。本宮周辺の市民グループ役員や市職員が聞いた。

学生約15人が2018年度から2年かけて調査した。リーダーを務めた大学院2年の藤谷知加さん(24)が報告。ゲストハウスの機能を持つ宿泊施設や地域住民と交流可能な温泉施設、商業施設などを整備したいと説明した。ゲストハウスとして東参道沿いの旧旅籠兼集会所「桔梗屋」(1891年建築)の活用を提案した。

報告会には、本宮周辺の歴史や景観を生かして魅力を発信しようと活動する団体「上社周辺まちづくり協議会」の役員や市職員の計約10人が参加した。同会役員からは「点在する空き家をゲストハウスにできれば回遊性が高まる」「ここまで足を運んでもらう動線を考える必要がある」などの意見が出た。

今後について市都市計画課は「官民連携でまちづくりを進めたい」とした。この日、研究室は金子ゆかり市長にも報告。金子市長は「一つの提案として参考にしたい。ハード面だけでなく、ソフト面のパワーアップが大切」と述べた。

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