2020年3月6日付

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マスクの品薄が改善しない状態が続いている。「2月中には入荷されるのでは」との情報を聞いたが気配はない。トイレットペーパーなどの生活必需品の在庫がない「誤った情報」がSNS上で流れているというが、自分も完全に踊らされている▼政府が新型コロナウイルスの感染者が拡大している北海道の自治体の住民に1世帯につき約40枚のマスクを配布する。40年以上前に作った法律に基づき、製造業者に売り渡しを指示した。物資の適切な供給へ国が対応に乗り出す異例な事態になっている▼石油ショックが起きた1973年に制定された国民生活安定緊急措置法に基づく対応という。国が製造業者からマスクを買い取り、郵送などで住民に配る。足りないのはマスクだけではない。アルコール消毒液などもこういった対応が必要になるかもしれない▼諏訪地域のドラッグストアでは開店前から行列をつくる光景が見られる。トイレットペーパーやティッシュペーパーを求める買い物客だろうか。確かにこれらの陳列棚に並ぶはずの商品は空っぽ。先々を見越して確保しておきたいとの心理も分かる▼マスクについてはハンカチで代用する方法もあるようだが、やはり本来の製品は欲しい。マスク不足は医療や福祉などの従事者や高齢者施設では深刻さを増す。春は花粉症に悩まされる人も多い。優先度が高い人へきちんと届くような仕組みが必要だ。

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