室内用オゾン除菌消臭器 茅野市に2台寄贈

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茅野市役所1階市民課窓口に設置した製品の電源を入れる(右から)藤森社長、今井市長

国内で新型コロナウイルス感染が拡大する中、産業用ランプや露光装置などを手掛けるオーク製作所(藤森昭芳社長)は5日、同社諏訪工場(茅野市玉川)で開発し製造する室内用小型オゾン除菌消臭器「エアービーナス・ミニ」2台(20万円相当)を、地元の茅野市に寄贈した。今井敦市長は「市民の安心感の向上につながる」と感謝し、多くの市民が利用する市役所1階市民課窓口と市健康管理センターに設置した。

エアービーナス・ミニは一般家庭向けの小型装置で、12センチ角の立方体で重さは1・2キロ。オゾンを活用した独自の除菌消臭技術「pureO(ピュア・オー・テクノロジー)」を搭載したエアービーナスシリーズの有人環境対応機種として、昨年春に発売された。

ピュア・オーは、水銀を使用しない特殊なUVランプを使ってオゾンを生成し、除菌の細胞膜を破壊して不活化する技術。新型コロナウイルスへの効果は実証されていないが、インフルエンザウイルスや細菌、カビを99%以上不活化できることが確認されている。一般的なオゾン発生装置と異なり、有害なノックス(窒素酸化物)を含まないため、金属や樹脂へのダメージを抑制できるのも特長だ。

贈呈式は5日朝に茅野市役所であり、藤森社長と今井市長は、ともに同市の国宝土偶「縄文のビーナス」と「仮面の女神」をデザインしたネクタイ姿で出席。製品を手渡した藤森社長(67)は「1992年に諏訪工場を設立し、行政や住民の皆さんにお世話になっている。社会貢献の一環として住民の皆さんの健康を守ることに少しでもお役に立てれば」とあいさつした。

同社によると、同じ除菌消臭技術を持つのは「世界で1、2社」だけという。エアービーナスシリーズは2015年から販売を始め、累計で百数十台を介護施設や食品製造会社などに出荷。「ミニ」は同市のふるさと納税の返礼品にもなっている。新型コロナウイルス感染拡大で高まる需要に対応するため、月産100台(現在50台)を目指し、量産体制の整備を急いでいる。

問い合わせは、茅野市玉川の同社諏訪工場(電話0266・73・1880)へ。

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