若手アーティスト育成公募展 岡谷美術考古館

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グラフィックデザインなどを展示しているクボタノブエさん

岡谷市の岡谷美術考古館は、若手アーティスト育成公募展「挑戦そして飛躍」の第2回を同館1階の企画展示室で開いている。今回は同市田中町出身でグラフィックデザイナー・イラストレーターのクボタノブエさん(29)が、「Powder Snow in March」と題してグラフィックデザインやドローイングの作品約550点を展示している。27日まで。

クボタさんは東京都在住。諏訪二葉高校を卒業後、女子美術大学でビジュアルデザインを専攻。東京を中心に個展やグループ展を多数開催するほか、ウェブマガジンやフリーペーパーなどに挿絵を提供している。

会場には、大学卒業後2年間ほど描き続けたというドローイング作品がずらりと並んだ。故郷・岡谷の遺跡や公園に着想を得たグラフィックデザインも展示。「鶴峰の春 5月」と題したポスター作品はツツジが咲く鶴峯公園を描き、「海戸遺跡」の文字をデザイン化した作品もある。今年の正月に仲間と訪れた霧ケ峰の風景をテーマにした作品は、ドローイングを組み合わせたコラージュの技法で表現している。

作品はアクリル絵の具などで描かれ、水彩画のようなにじみを持つ色面や点描で構成。青を基調とした作品が多く、会場は透明感のある色合いに包まれている。

岡谷での個展は初めて。クボタさんは「絵を描き続けることで会いたい人に出会うことができる」といい、「未完成でも続けていれば良いことがあると伝われば」と話している。

公募展は、同市ゆかりの若手芸術家に発表の場を提供し、創作活動を支援しようと昨年度から実施。15~22日はクボタさんが在廊する。21日に予定していたアーティストトークは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止となった。入場無料。水曜休館。問い合わせは同館(電話0266・22・5854)へ。

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