空き家活用し「お試し居住」 諏訪市が募集

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移住体験住宅として利用する諏訪市大和の空き家

諏訪市は2020年度、空き家を利用した移住促進策で同市大和の空き家1軒を「移住体験住宅」として本格活用する。県内外の大学生らを主なターゲットに入居者を募集し、2週間程度”お試し居住”してもらう。地域住民とも交流し、将来的な移住・定住につなげたい考えだ。

市は昨年10月、移住体験に提供してもらえる住宅を募集し、応募のあった大和の空き家を活用することに決めた。築約35年で木造2階建て、延べ床面積約120平方メートル。5部屋のほか台所などを備える。活用面では諏訪実業高校(同市)と連携。「文化ビジネス研究」の科目を履修する2年生は高齢者から若者まで交流できるよう改修を提案していた。

それらの意見を基に市は今年度、空き家所有者の承諾を得てリフォームした。一般社団法人地域活性化センター(東京)の補助を受けて畳をフローリングに変えたり、壁を塗り直したりした。

来年度は大学生らに夏休みなどの時期に2週間程度滞在してもらい、行事参加で地域住民と交流する。順次4人程度を受け入れる想定。市内企業で就業体験してもらう「インターンシップ」も検討している。

来年度一般会計予算案に事業費109万円余を計上している。県宅地建物取引業協会諏訪支部に加盟する不動産業者が同住宅を維持管理する。インターネットの移住サイトに広告を出し、入居者を募集する方針。

市地域戦略・男女共同参画課は「移住や、地域住民と関わりを持つ関係人口の増加につながる仕掛けを考えたい」としている。

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