新型コロナウイルス 県内4人目の感染者

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県は14日、松本保健所管内に住む20代の女性が新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたと発表した。下痢や嘔吐、発熱の症状が出ていたが、感染症指定医療機関に入院した同日はせきがあるものの発熱はないという。県は女性の濃厚接触者2人を特定し、2週間を期間とする健康観察を始めた。県内での感染者は4人目。

県によると女性は3月2~9日に仏国に1人で渡航し、帰国後はマスクを着用していた。11日に下痢と嘔吐の症状があり、12日に37度台の発熱と軽いせきが出たため松本保健所へ相談し、県内の医療機関を受診し、検体を採取。13日は自宅療養し、14日に検査結果で陽性となって入院した。県では多くの患者発生が報告されている仏国で感染した可能性が高いとみている。

県はこの女性の職業を公表していないが、県庁で会見した徳本史郎衛生技官兼保健・疾病対策課長は「少なくとも業務上で不特定多数の人に接していることはない」とした。濃厚接触者のうち1人は別居の家族で、もう1人との関係は公表していない。いずれも症状はなく、徳本課長は女性の行動歴から濃厚接触者がさらに増える可能性は低いとの考えを示した。

これまで県内では2月25日に松本保健所管内の60代男性、26日に男性の妻、3月6日に南佐久郡南牧村の50代女性の感染が確認されている。いずれも入院中で60代男性の妻は無症状の病原体保有者。

県内で確認された感染者は男性の妻を除いていずれも発症前に県外に出かけていることから、阿部知事は14日、海外渡航については外務省のホームページなどを参考にして「慎重にご検討いただくようお願いします」とするメッセージを公表した。さらに、感染者が多数確認されている地域を訪問する際は十分な予防対策を取ること、訪問した場合は健康状態をチェックすることを呼び掛けた。

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