岡谷、下諏訪、富士見駅 あずさ停車増を歓迎

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ダイヤが改正され、JR下諏訪駅に停車する上り特急「あずさ10号」=14日午前

JR東日本は14日、ダイヤ改正を実施し、中央東線の特急「あずさ」の停車本数が下諏訪駅、富士見駅で上下計5本ずつ、岡谷駅で上り1本増えた。昨年3月の改正で下諏訪、富士見を中心に停車本数が大幅に減り、諏訪6市町村などは住民の暮らしに影響を与えているとして停車駅増を求めていた。昨年の改正以前には戻っていないが、住民は本数増を歓迎。経済界からは本数維持や増加を見据え、利用者を増やす取り組みの必要性を指摘する声が出た。

「(昨年のダイヤ改正後は)乗り継ぎがあって大変だった。停車本数が増えると時間にも余裕ができる」。ダイヤ改正で停車することになった上り「あずさ10号」を下諏訪駅のホームで待っていた岡谷市の会社員、津波古太斗さん(20)は利便性が向上することを喜んだ。

富士見駅を利用した富士見町の名取英雄さん(55)は「出張や大学に通う子どもに会うためにあずさを利用するので、富士見駅の停車本数が増えるのはとてもうれしい。これまであずさの乗り降りは茅野駅まで行っていたので余分な経費がかかっていた。富士見町民にとって大変ありがたい」と話した。

あずさの停車本数が増えたことを経済界も歓迎する。下諏訪駅では午前8~9時台の上りの停車本数が2本増えた。下諏訪商工会議所の小林秀年会頭は「会員対象のアンケートでは午前8~9時台の便を増やしてほしいとの声が一番多かったので要望を聞いてもらえた」とした。「利用者がいなければ本数は減る。駅を含めJRと協力し、あずさで来た観光客が楽しめる仕掛けをつくらないといけない」と語った。

「町の観光、産業などあらゆる面でプラスになる」と話すのは富士見町商工会の名取元秀会長。「町の魅力をどう発信し、来訪者をどう増やすかが大事」と課題を挙げた。同町観光協会の窪田福美会長は「昨年のダイヤ改正後は高速バスの利用者が増えたが、観光客や住民にとって鉄道は欠かせない移動手段」として今回の停車本数増を喜んだ。

ダイヤ改正であずさの停車本数は岡谷が上下計29本、下諏訪、富士見がともに計9本になった。茅野は計36本、上諏訪は計34本で変わらなかった。

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