伊那市福祉まちづくりセンター 建て替え着工へ

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伊那市は2020年度、市福祉まちづくりセンター(山寺)の建設工事に着手する。現センターの老朽化に伴う建て替えで、同じ敷地内にある市保健センターの隣接地に移転新築する。市福祉相談課を市役所から移し、市社会福祉協議会との連携を強化。福祉に関する総合的な相談体制の充実を図る。20年度一般会計当初予算に関連費用11億7800万円余を計上。同年度中の完成、21年度の供用開始を予定している。

現在の福祉まちづくりセンターは1964年に建設された旧伊那中央総合病院の外来診療棟を活用。鉄筋コンクリート造り3階建てで、現在は1、2階のみを使用している。市社協事務局をはじめ、各種福祉関係団体の事務所が入り、地域福祉の拠点となっている。

市は当初、耐震改修で対応する考えだったが、増改築を繰り返してきた結果、改修費が大幅に膨らむ可能性が浮上。新築の場合と比較した結果、同程度の費用が見込まれることが分かり、全面的な建て替えを決めた。

計画では、新しいセンターは市保健センターの東側に建設、通路で接続する。鉄骨造り3階建てで、延べ床面積は約2500平方メートル。

1階には新たに市福祉相談課が入るほか、市社協地域福祉課、情報コーナー、飲食コーナーなどを配置。2階は市社協総務課、市身体障害者福祉協会や市高齢者クラブ連合会など福祉団体の事務室、多目的室、調理室などを設ける。3階は会議室を中心に、上伊那更生保護サポートセンターや伊那公証役場が入る予定だ。

また、建て替えに当たっては、市50年の森林ビジョンなどを踏まえ、木質化を図るとともに、防災と低酸素化の両立を目指し、太陽光パネル、蓄電池、発光ダイオード(LED)照明を一体的に整備する方針だ。

現センターは新施設オープン後に取り壊す。

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