スポーツと観光の融合で人口創出 岡谷市

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人口減少対策の一環として岡谷市は来年度から、スポーツと観光を融合させた「おかやスポーツツーリズム事業」に取り組む。地域の観光や人的資源を活用し、都市部の住民に岡谷の魅力を体験してもらう狙い。同市出身の自転車冒険家、小口良平さんのサイクリングイベントと市内在住の女子プロゴルファー、青山加織さんのゴルフ体験ツアーを通じて交流・関係人口の創出を図り、市内への移住、定住につなげる。

観光による交流人口と地域住民との交流を通じた関係人口の創出を目指して新たに企画した事業。自転車で世界一周を果たした小口さんと、2016年に市内へ移住した青山さんの知名度や人脈を人的資源と捉え、スポーツを切り口に移住・定住促進を図ることにした。

サイクリングイベントは市外の自転車、アウトドア愛好家を対象に年2回実施する計画。夏には樋沢産トウモロコシの収穫体験などを盛り込んだ上級者向けのサイクリング、秋には諏訪湖周の紅葉を楽しむ初級者やファミリー向けのツアーを予定している。

イベントは小口さんが企画、運営し、高い発信力を持つ自身のSNSを活用して周知。積極的な情報発信でシティープロモーションにつなげる。公共交通機関を利用する都市部の参加者には、新たに設けた「おかやの魅力体験事業」の一環として交通費の一部を補助する。

ゴルフ体験ツアーはゴルフに関心を持ち、市内への移住を検討する人を対象に夏以降開催予定。新宿を発着点とする1泊2日のバスツアーで、市内のインドアゴルフ施設やゴルフ場でのレッスンをはじめ、郷土料理の体験、市内の観光施設、企業の見学、街中散策などを行う計画だ。

実施時期を含めた詳細は検討中だが、結婚を機に市内へ移住した経験を持つ青山さんにはゴルフの指導だけでなく、移住者としての体験談や岡谷の魅力などについても紹介してもらう。

事業費は講師委託料や保険料、宣伝費などとして121万5000円。市は著名な2人の情報発信力や集客力に期待しており、「スポーツを切り口にどこまで市をPRできるか反応を試してみたい」としている。

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