上川橋架替撮影データ寄贈 五味さんに感謝状

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上川橋の親柱の前で感謝状を受けた五味さん(右)と清水所長

県諏訪建設事務所は26日、上川橋の架け替え工事の様子を撮影し、同所に写真データを寄贈した五味功さん(75)=茅野市茅野町=に感謝状を贈った。上川橋近くに住む五味さんは旧橋が解体撤去され、新橋が開通するまで6年余にわたる“世紀の大工事”を記録。清水孝二所長から感謝状を受け、「工事関係の皆さんの理解で楽しい思いをさせてもらった。100年後に1枚でも残っていればうれしい」と話した。

茅野市神長官守矢史料館に勤務する五味さんは神社仏閣を撮影するのが趣味で、仮橋の設置工事が始まった2013年ごろから上川橋の撮影を開始。ほぼ毎日工事現場に通い、親しくなった現場代理人や職人から工事の日程や内容を聞き、刻々と変化する風景を詳細に記録した。

昨年7月27日の上川橋開通後も周辺整備の撮影を続け、写真は3万枚以上に達したという。

感謝状贈呈式は、上川橋右岸の五味さん宅前で行われた。五味さんは「ここで生まれ育ち、上川の流れを見てこの年になった。最初は興味本位で撮影を始めたが、次第に仕事をする人を撮るようになり、100年後に残る仕事に携わる人がうらやましいと思った」と振り返った。今は県内各地の土木遺産を撮影しているという。

五味さんの写真は上川橋開通記念のパンフレットなどにも活用された。清水所長は「こんなに上川橋を愛していただき、最初から最後まで工事を見届けて記録を残してくれた。50年後、100年後の皆さんが今を思い出してくれると思う。感慨深い」と感謝の言葉を述べた。

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