東京~山梨・長野 交通強靭化P中間まとめ

LINEで送る
Pocket

今後の取り組みについて基本方針をまとめた東京~山梨・長野 交通強靭化プロジェクトの第3回会合=東京都の都道府県会館

昨年の東日本台風災害で主要な鉄道と道路が寸断され、影響を受けた長野、山梨、神奈川の各県や東京都、国土交通省、JR東日本、中日本高速などでつくる「東京~山梨・長野 交通強靱化プロジェクト」の第3回会合が26日、東京都の都道府県会館であり、今後の取り組みについて基本方針をまとめた。▽脆弱箇所の強靭化▽復旧作業の効率化▽災害時の交通マネジメントの強化―の3本柱で、課題を共有し、各機関の役割、連携強化の必要性を確認した。

災害に弱い箇所の個別の対策を各機関で進める一方で、今年から2023年にかけて断続的に開通していく予定の中部横断自動車道と静岡県の国道138号須走道路、御殿場バイパスを活用した広域的な迂回ルートの早期整備が必要とした。

中央道が寸断された場合に長野県から東京方面までを結ぶルートとしては、中部横断自動車道と東名・新東名高速道路のルートと、山梨県の中央道大月ジャンクションから東富士五湖道路(山梨、静岡県)と須走道路、御殿場バイパス西区間を経由するルートを想定している。

神奈川県の相模湖周辺では隣接する鉄道、国道、中央道の3路線が同時に被災することも予想。東日本台風災害では状況把握や土砂が崩れた敷地の管理者との調整に時間がかかったことなどの反省を踏まえ、常時から関係者による連携を構築し、特に復旧まで長期化が見込まれる場合には連絡調整会議を設ける考え。

会合は今年1月から全3回開いた。今回確認した内容は「中間とりまとめ」とし、今後、具体的な取り組み内容について自治体や事業者の間で検討を進めていくことにしている。

おすすめ情報

PAGE TOP