八ケ岳農業実践大学校のシラカバ林 再生へ

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八ケ岳中央農業実践大学校のシラカバ林の再生に着手した有志

原村の有志は、村内の八ケ岳中央農業実践大学校から八ケ岳自然文化園に抜ける道路西側に広がるシラカバ林の再生を目指し、3月上旬から作業を開始した。一帯のシラカバ林はカメラマンにも人気の撮影スポットだったが、近年は樹勢の衰えが進んでいた。有志は20年先を見据え、雑草の手入れや実生による苗の育成などに取り組み、シラカバ林を後世に残そうと奮闘している。

一帯は同大学校の敷地で、近くに住む山中裕俊さん、杉澤重雄さん、鮎川高さんらが同大学校の許可を得てボランティアで作業に当たっている。まるやち湖から弓振15号橋に至る500メートルほどが作業場所。枯れ草や雑木を除去し裸地にすることで、秋にシラカバの実生が落ちたとき、根付きやすい環境を整える計画だ。

森林インストラクターの資格を持つ山中さんは「人手がいる作業なので、いずれはいろんな団体と連携したい」と話す。「6月ごろには大勢に呼び掛けて草刈りができたら。今はその下準備。野バラが大敵だ」と、刈り払い作業に取り組む。シラカバの若い苗木には赤いテープを巻いて残している。

杉澤さんは同大学校の体験学習指導員を2004~09年に務め、体験学習の一環で子どもたちとシラカバの苗の植樹を行い、再生活動に取り組んだ経験がある。「私が移住してきた15年前のシラカバ林は先が見通せないほどで、きれいだった。また元気な林を復活させたい。継続的に手入れをすることで20年先には再び村の観光スポットになる」と期待する。

作業は秋まで、悪天候を除き毎週月曜日の午前10時から行う。協力者を歓迎している。

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