幻のシコクビエ全国供給協力を 伊那市長谷の雑穀レストラン野のもの

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伊那市長谷の雑穀レストラン野のもの(吉田洋介代表)は、県の「クラウドファンディング活用によるビジネス創出支援事業」を通じて、シコクビエを全国に供給する資金を募っている。賛同する出資者から100万円を集め、全国から引き合いがあり、幻の雑穀とされるシコクビエを提供する。

シコクビエは、カルシウムや銅、亜鉛、パントテン酸などを豊富に含む。肌荒れに大きな効果があるとされ、紫外線が強いヒマラヤに住む山岳民族が好んで食べたという。体の中から体質を改善するとして、アトピー性皮膚炎に悩む人から引き合いが多いという。

国内では山間地のごくわずかな地域で栽培されているだけだったが、同店は信州大学農学部の協力で長谷の遊休農地で約10年前に試験栽培を始めた。少しずつ栽培面積を増やしてきたが、全国からの需要に供給が追いついていない。

年間収穫量は約150キロ。3年後に500キロ、将来的には1000キロまで増やしていく目標を掲げる。種まきから収穫まですべて手作業だが、同事業で得た資金で機械化する計画だ。収穫量を増やし、全国の購入希望者に年間を通じて安定的に届ける。

吉田代表は「絶滅に近いシコクビエの栽培をしていることを多くの人に知ってもらい、購入するファンを増やしたい。量が足りず、注文を断っている状況なので、機械化で生産量を増やし、栄養価や新しい食べ方を発信したい」と出資への協力を求めている。

出資は一口3000円、1万円、3万円、5万円の4種類。お礼にシコクビエの粉か、有機素材で作った菓子を贈る。出資期間は3月28日まで。県クラウドファンディング活用ポータルサイトSCooNe「http://scoone.net/project_list/1228」から申し込む。

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