感染拡大スピード抑制 県が基本対処方針

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県は3月31日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を県庁で開き、国の方針を踏まえた県の基本的対処方針を決定した。(1)感染拡大のスピード抑制 (2)医療提供体制の強化 (3)重症化しやすい人を守る (4)医療関係者を守り確保する―を最重点として、県民の自主的な感染防止対策の行動を促し、クラスターの早期発見・対応に努め、医療体制の崩壊を防ぐことなどを目標に掲げた。

県民生活や経済への影響を最小化するため、法律や経済など幅広い分野の有識者や市町村関係者で構成する「生活経済対策有識者懇談会」を設置することも決めた。必要に応じて随時、県内の状況や対策の方向性について意見を聞く。

入院患者数を最小限にとどめ、医療体制が対応可能な範囲に収めるため、流行のピーク時には軽症者が自宅や宿泊施設などで療養することで、受診患者数を抑えることも想定した。一方で、重症患者を受け入れ可能な医療機関の拡大、中・軽症者に対応する医療機関を増やしていくことも盛り込んだ。

県民には密閉空間や人の密集する場所を避けることや、発熱などの症状がある場合はあらかじめ電話で保健所や医療機関に相談する必要があることを引き続き呼び掛けていく。

阿部守一知事は「感染者発生のピークの山を低くしている間に医療提供体制を強化することで、深刻な事態の発生を回避することが最も重要な対策」とし、各部局に関係機関との緊密な連携を指示した。

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