入学入園式にアルストロメリアの花束 中川村

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花束の仕分け作業を行う職員たち

中川村は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、花の需要が落ち込んだ花き農家を救済しようと、今年度の入園・入学式に合わせて、村内保育園と小中学校全ての新入学児・生徒に花束を贈る。保育園は3日、小中学校は4日にそれぞれ式を行う。2日には児童・生徒数に合わせたアルストロメリアが役場に持ち込まれ、担当職員らが仕分け作業に取り組んだ。

上伊那地域は、アルストロメリアやトルコギキョウが特産で、本来この時期は需要期を迎えている。しかし今年は、卒業・入学などの行事やイベントが軒並み自粛、縮小され、苦しい経営が続いている状況。現状を打開しようとJA上伊那花き部会は、中川村にも花の利用を要請。村は村内に2軒の花き農家があることなどから申し出に応じ、村営農センターが買い取った。

持ち込まれたのは今年度2保育園、2小学校、1中学校に入る園児、児童・生徒と職員分の計150人分。仕分け作業では色とりどりのアルストロメリア5本を一束にし、各保育園・学校の必要数をそろえるなどの準備を整えた。

花束には入園・入学を祝う言葉のほか、アルストロメリアの花言葉、村内花き農家の窮状などを記したチラシを添付し、保護者への理解を求めている。

村は「新入園・入学の子どもたちを通じて、農家の現状に理解を深めてもらえれば」と話している。

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