桜とバラに包まれ新宿へ 伊那バスの高速路線

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ラッピングバスの完成を祝ってテープカットを行う関係者

伊那市が桜とバラをデザインした伊那バス(同市)の高速バス飯田・伊那―新宿線のラッピングバス2台の運行が3日から始まった。市の魅力を内外に発信するシティプロモーションの一環で、都心に向けて運行している高速バスを広告として利用。市の知名度を高め、移住定住促進や観光振興につなげる狙いだ。

同市を代表する花である桜とバラを取り入れた。1台は桜の名所として知られる高遠城址公園(高遠町)のタカトオコヒガンザクラを大きく配し、鮮やかなピンク色を基調としたデザイン。もう1台は「しんわの丘ローズガーデン」(同)のバラと残雪の中央アルプスの山並みをあしらった。いずれの車両にも市のイメージキャラクター「イーナちゃん」を描いた。

市によると、バスの車両全体を包むラッピング広告は初めて。事業費は約400万円。国の地方創生推進交付金を活用。地方創生に関する事業を手掛けるマイナビ地域創生(東京)に委託した。

同日は市役所でお披露目式が開かれ、テープカットを行って完成を祝った。白鳥孝市長はあいさつで「遠くからでも目立つデザインで注目される」と強調。新型コロナウイルスの影響で「寂しい花見シーズンとなっているが、これが収まればV字回復で地方の活性化が図られることを期待している」と述べた。

ラッピングバスは飯田・伊那―新宿線で伊那バスが担当する1日5往復のうち、2往復で使用する。同社の藤澤洋二社長は「伊那市のイメージアップ、観光、移住定住につながるよう安全、安心、快適なバスの運行に努め、少しでもお役に立てるよう頑張っていきたい」と話した。

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