万全対策で学校再開 県知事と教育長が会見

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原山隆一県教育長は3日、阿部守一知事と県庁で共同会見し、新型コロナウイルス感染症対策で休校していた県立学校について、「万全の感染防止対策を講じた上で教育活動をスタートしていく」と発表した。県が2日に開いた新型コロナウイルス感染症対策専門家懇談会での意見を踏まえての決定。3日、県立学校長と市町村教育委員会に通知した。

県専門家懇談会での県内の現状認識を受け、臨時休業が必要な段階ではないとの考え。学校再開の前提となる感染防止対策として、登校前の児童生徒の検温や学校での手洗いの励行、換気の徹底や密集しない工夫、マスクの原則着用などに取り組む。

児童生徒が感染者となった場合は、治癒するまで出席停止とし、学校は臨時休校とする。濃厚接触者となった児童生徒も保健所が指定する期間出席停止とし、自宅などで健康観察する。

県が定めた4段階の発生区分でレベル3(感染経路が特定できない者が多数発生またはクラスターが連続して複数発生したまん延期)になった地域は、感染者がいない学校も含めて地域一斉の臨時休校が知事から要請されることも想定。休業中も学習が継続できる体制の整備を行うこととしている。

原山教育長は臨時休業中の学習継続対策としてオンライン授業の有効性に言及。児童生徒にパソコンを1人1台配布する政府の計画の前倒しを期待する一方、「指導主事を派遣して不慣れな教師を支援していきたい」とした。阿部知事も「一斉休業に備えて県立学校での環境整備を進めていきたい」と述べた。

原山教育長は感染症に起因したいじめや差別への対策についても触れ、「正しい知識を児童生徒へ必ず指導するよう求めた。人権教育は学校教育の要なのでしっかりした対応を求めたい」とした。

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