2020年4月6日付

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先日、諏訪湖で就航したばかりの遊覧船スワコスターマイン号に子連れで乗船してきた。開放的な展望デッキからの眺めは爽快。湖上の遊覧を親子で満喫することができたが、新型コロナウイルスが猛威を振るう中、軽率だったという自戒の念もある▼客足が落ち込んでいる今なら感染のリスクも低いと判断し、数十年ぶりとなる乗船を思い立った。周辺の飲食店で食事し、土産品も買って地域経済に貢献したつもり。有意義な行動だったと胸を張っていたが、諏訪地域で初の感染者が確認されたことにより、自らの正当性は簡単に揺らいでしまった▼感染者の急増を受け、不要不急の外出や「密閉」「密集」「密接」の3条件下での行動を控えるよう叫ばれている。感染リスクを下げるため理にかなった要請とは思うが、人けがない屋外なら問題ないのか、どの程度の経済活動が許されるのか判断に迷う▼個人的な見解だが自宅に閉じこもることが最善の策だとは思わない。取材で出会った管理栄養士は免疫力を高めるため、食事と運動、睡眠の重要性を説く。健康維持のための散歩やジョギングは許容範囲だと理解した▼状況を複雑にしているのは控えるべき行動に明確な目安がないこと。健康で豊かな生活を維持していくためにも「こんな時期だから」で思考停止に陥ることなく、自分自身の問題として考え、行動することが求められているように感じる。

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