新型コロナ 上伊那で初の感染者

LINEで送る
Pocket

県は6日、伊那保健所管内の20代男性と諏訪保健所管内の40代の女性が新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたと発表した。県によると20代男性は3月16~22日に関東圏を訪問していた。40代女性は5日に感染を確認した諏訪保健所管内の40代男性と同居する妻で、無症状の病原体保有者という。いずれも詳しい行動歴や濃厚接触者については調査中。上伊那地域で感染者が確認されるのは初めて。県内の感染者は14人になった。

県によると20代男性は3月29日に37度台後半の発熱、せき、鼻水の症状があり、31日に伊那保健所に相談の上、4月1日に県内の医療機関を受診した。症状が治まらないため5日に保健所の調整で感染症指定医療機関を受診して入院し、検体を採取。6日午後5時に陽性の結果が出た。

同日の会見で県の土屋智則健康福祉部長は男性の現在の症状について「せきがあるが発熱はない。肺炎症状もあるが、話ができる状態で重症という状況ではない」とした。

諏訪保健所管内の40代女性は40代男性の濃厚接触者であることが判明したため5日に検体を採取。6日午前10時30分にPCR検査で陽性と分かり、 県内の感染症指定医療機関へ入院した。症状はない。40代男性のほかの家族3人は検査で陰性の結果が出た。

40代男性は関西圏を訪問後の3月27日に発熱し、県内11人目の感染者となった諏訪保健所管内の30代男性と同日に接触していた。県外で感染した40代男性から30代男性に感染したとみられている。県は40代男性の濃厚接触者10人、30代男性の濃厚接触者6人を特定し、健康観察を続けている。

会見で土屋健康福祉部長は、40代女性の濃厚接触者は「現段階ではいないとみているが、感染前後の行動は調査している」とした。諏訪地域で3日続けての感染確認となったが、「クラスターになるような発生は今のところ確認されていない」との見方を示した。

おすすめ情報

PAGE TOP