災害用テント活用し屋外診察室 伊那中央病院

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伊那中央病院が感染症の疑いがある患者の増加に対応するため、新たに設置した屋外診察室

感染症指定医療機関の伊那中央病院(伊那市)は8日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い感染症が疑われる患者の増加が想定されることから、仮設の屋外診察室を設置したことを明らかにした。災害用に備蓄していたテントを活用。今後の患者の増加に対応する。

同病院では感染症が疑われる患者と一般の外来患者を分けるため、病院の外に「別棟診察室」を設けていたが、1室のみで、診察できる患者数に限りがあった。このため、屋外に診察室を増設し、2室に増やす。

さらに患者の増加が見込まれる場合には、屋外の診察スペースを確保するため、南棟東側の救命救急センターキャノピー(屋根)下を仕切りで区切り、診察室3ブースを設ける考えだ。

感染症が疑われる患者については現在、呼吸器担当の医師1人が診察。検体を採取し、保健所を通じて検査機関で感染の有無を調べるPCR検査を行っている。患者が増えた場合にはスタッフの確保も課題としている。

本郷一博院長は伊那市役所で開いた記者会見で「保健所と連携を取りながら適正に対応していく」と強調。今後は病院への立ち入り前に全員に検温を行い、37・5度以上の発熱がある場合は一般外来ではなく、状況に応じた対応を取ることや、外来診療は原則として予約のある場合に限り、予約がない場合は事前に問い合わせてもらうことなども明らかにした。

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