先払いチケットで店舗救おう 岡谷のNPO

LINEで送る
Pocket

「地元ミライチケット」をPRする維新塾の小口裕文理事長(右)ら

新型コロナウイルスの影響で収益減に苦しむ地域の店を応援しようと、岡谷市のNPO法人維新塾は「岡谷の近未来を救おう!岡谷未来プロジェクト」と銘打ち、先払い制の「地元ミライチケット」を製作する。チケットを購入することで、地域住民が愛着のある店の飲食や商品、サービスの代金を先払いして支える仕組み。17日ごろから参加店舗でチケットを発行したい考えで、「皆さんの支援で街の店舗を救おう」と呼び掛けている。

市内の商工業者らが参加する維新塾は、商業活性化を軸にまちづくりに取り組んでいる。同法人によると、市内でも外出自粛の影響で客足が遠のき、飲食店をはじめさまざまな店舗で売り上げが減少。中小店舗に存続の危機が迫る中、「終息後に寂しい街になってはいけない」と各店に当面の運営資金が入る仕組みを取り入れた。

「ミライチケット」は、1口1000円で同額分と引き換える。それぞれの店で裏面に店名を入れたチケットを発行。利用の有効期限は各店が任意で記入する。購入者は事態が収まってから店を訪れ、チケットで商品やサービスの提供を受ける。

維新塾は、製作したチケットを店舗に無償で提供。特設サイトを立ち上げ、参加店舗などの情報を発信する。現在、岡谷TMOに事業への協力を要請している。参加店舗は飲食店や小売店など法人加盟の44店舗でスタートし、拡大させたい考え。

同法人メンバーで居酒屋「かね吉」店主の林靖久さん(48)は「4月には売り上げゼロの日が2日続くこともあり、これから生きていけるか心配」と窮状を訴えた。小口裕文理事長(51)は「メンバーの手助けになり、効果が地域に波及したらうれしい」とし、同法人まちおこし室の今井隆宏室長(54)は「店を守ることは街を守ること。維新塾で力になりたい」と話している。

問い合わせは維新塾事務局(電話0266・24・1419)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP