茅野市の縄文プロジェクト 縄と人力で小屋作り

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小屋の骨組みが完成し、木やりに合わせて掛け声を合わせる参加者たち

小屋の骨組みが完成し、木やりに合わせて掛け声を合わせる参加者たち

茅野市豊平の市尖石縄文考古館前庭で23、24の両日、縄文風の小屋を作る体験会が開かれている。市内の親子を対象にした企画で、2日間で計3組12人の親子が参加する予定。縄の結び方を教わりながら、協力して小屋を作る楽しさを味わっている。

茅野市が公民協働で進める縄文文化のまちづくり「縄文プロジェクト」の一環。縄文プロジェクト実行市民会議の識る部会(小口晋平部会長)が初めて開いた。骨組みやロープワークを事前に学んだ部会員がサポート役となって、参加者と一緒に作業を展開した。

小屋の材料は八ケ岳山麓で調達した雑木やカヤで、くぎを使わず縄と人力で組み上げた。初日は親子2組8人と部会員約10人が参加。縄文時代と同様に限られた材料で、知恵を出し、声を掛け合いながら、力を合わせて高さ約2メートルの骨組みを作り、カヤで覆って完成させた。作業前には、部会員の赤羽千雲さん(67)=同市玉川=が木やりを披露し、雰囲気を盛り上げた。

家族4人で参加した大畑健二さん(38)=同市玉川=は「一から物を作る喜びと大変さを子どもに感じてほしい」と話した。永明中学校1年の戸田弦君(12)=同市本町西=は「昔の人たちは苦労して家を作っていたことが分かった」と感心していた。

同部会は縄文に関するガイドブックやかるたの作成も進めている。秋に再び体験会を開きたいとしている。

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