特定用途制限地域指定へ 伊那バイパス沿線

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伊那市は、国道153号伊那バイパス沿線を都市計画法に基づく特定用途制限地域に指定する。バイパス開通に伴う沿線地域の乱開発を防ぐため、指定区域では特定の建築物の建設を制限する。22日から都市計画案の閲覧を始め、住民などから意見を聞く公聴会を5月15日に開催。指定に向けた手続きを進め、今年度中の施行を目指す。

特定用途制限地域は、良好な環境を守るため、地域の特性に応じた土地利用が行われるよう特定の建築物を制限する仕組み。指定されれば、市内では中央道小黒川スマートインターチェンジ周辺地域に続いて2カ所目になる。

指定区域は野底区と上牧区の境界から上の原区の用途地域境界までの約1・5キロの区間で、道路両側100メートルの範囲。近くには小学校や保育園、住宅地があり、一定の規制が必要と判断した。

制限される建築物は、マージャン店やパチンコ店、勝馬投票券発売所、場外車券場、キャバレー、風俗営業法に規定される料理店や店舗型性風俗特殊営業に係る施設、危険性や環境を悪化させる恐れが考えられる工場など。具体的には条例で定める。

都市計画案は市役所2階の都市整備課で閲覧できる。5月8日まで。公聴会は5月15日午前10時から市役所1階の多目的ホールで開く。意見を述べたい人は4月22日から5月8日までに公述申出書に公述の概要を記入し、同課窓口に持参か郵送で提出する。申出書は市ホームページからダウンロードできる。

都市計画案はこの後、市都市計画審議会へ諮問、答申を受けて決定する。併せて、関係条例の改正案を市議会9月定例会に提出する予定。

伊那バイパスは箕輪町木下から伊那市美篶青島の市道ナイスロードまでの全長7・6キロ。箕輪町側から暫定2車線で整備が進められ、これまでに同市福島の竜東線までの3・4キロの供用を開始。2021年度末までに若宮団地東側の市道上牧笠原線までの供用開始を目指している。

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