諏訪よいてこ 中止

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諏訪市の市民祭り「諏訪よいてこ」の実行委員会は17日、新型コロナウイルスの感染爆発を食い止めるため政府が緊急事態宣言の対象地域を長野県を含む全国に拡大したことを受け、今年の祭りの中止を決定した。諏訪地方6市町村の夏祭りで、新型コロナウイルスの影響により、中止となったのは諏訪市が初めて。20日に予定していた同実行委の会合も中止した。

今年で41回目を数える諏訪よいてこは、7月18日に同市の柳並公園や並木通り一帯で開く予定だった。昨年は踊り連35連約1500人が参加し、雨の中、各連が元気に踊り、会場一帯が熱気に包まれた。

今年は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中止する際の基準に「感染症や疫病の流行、流行の恐れがある場合」を追加する準備を整え、20日に諏訪商工会館で開く予定だった同実行委に諮る方針だった。緊急事態宣言を受け、約60人が集まる実行委の会合自体の危険性を考慮し、会長を務める金子ゆかり諏訪市長と実行委員長を務める諏訪商工会議所の岩波寿亮会頭や事務局らで協議して祭り中止の方針を決めた。中止は「平成18年7月豪雨」が発生した2006年以来で14年ぶり。

中止の決定について岩波実行委員長は取材に「よいてこはみんなで集まって一緒になってつくるもの。新型コロナウイルスが終息せず、集まることに危険性がある状況の中で開催はできない」と語った。金子会長は「不特定多数が集まるお祭りでウイルスが拡散した場合の影響は計り知れない。何とか新型コロナを終息させ、来年はみんなと一緒に楽しみたい」と述べた。

前回の祭りで踊りコンテスト最優秀賞のよいてこ大賞に選ばれた「オリーブ・どれみ」の関係者の女性は中止を知り、「2年連続の受賞を目指していたが、この状況下では仕方がない。終息後の祭りでは今年の分も含めて思いっきり盛り上がりたい」と話した。(野村知秀)

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