ドローンで農薬散布 省力化で農家支援

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ドローン(小型無人飛行機)関連事業を手掛けるスカイシープロジェクト(諏訪市高島)とソリスト(茅野市豊平)は、ドローンを活用して農業の省力化などを図り、農家を支援するスマート農業事業を始める。まずは農薬散布をドローンで行う事業を手掛け、今後新たなサービスを追加していく考え。

スマート農業は、ロボット技術や情報通信技術(ICT)を活用して農作業の省力化、精密化、高品質生産を実現する取り組み。ドローンを使い、肥料や農薬を上空から散布すれば、農家がほ場に入って人力で散布するよりも省力化が図れる。画像分析などの技術を組み合わせれば、生育状況や収穫量の予測、生育が遅れている野菜にだけピンポイントで施肥し、肥料の使用量を抑えることなどが期待される。

両社による農家支援の新事業はドローンを使った農薬散布から始まり、肥料散布、種まき、果樹園で花粉を混ぜた溶液を上空から散布する「人工授粉」や、ほ場をカメラを搭載したドローンで空撮し、画像を分析して生育状況や病害虫の発生などを調べる「センシング」などを想定している。

ソリストの池田俊之介代表によると、スマート農業は他県で先進事例が多くあり、「農業にドローンを活用する有効性は認められる。省力化や生産性の向上は実は中山間地の方が大きい。県内でも普及を図りたい」と話す。農業散布用などオリジナルの機体を投入していく方針で、スカイシープロジェクトの西澤重則代表社員は「農業の担い手不足などの課題に対し、ドローンを活用して応えていければ」としている。協力者は山梨県韮崎市にもいるため、長野、山梨両県を中心に事業展開を図る予定だ。

問い合わせはスカイシープロジェクト(電話0266・75・2991)またはソリスト(電話090・8328・5423)へ。

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