2016年07月25日付

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「神ってる」。早くも今年の流行語大賞候補だという人もいるという。プロ野球セ・リーグで、2位以下に大差をつけて1991年以来、25年ぶりのリーグ優勝に向けて突き進んでいる広島東洋カープ。4年目の鈴木誠也選手の活躍ぶりに、緒方孝市監督がこの言葉を使ったのが流行のきっかけだ▼広島の派手な勝ちっぷりを称してスポーツ紙などが多用し、すっかり有名になりつつある。もともとは「神懸かっている」を短くした言葉。それにしても、最近の広島は勢いに乗っている。どの球場でも応援スタンドはチームカラーの赤で染まっている▼言葉は違っても、過去の優勝チームにも伏兵選手の活躍や、試合の行方を左右する大事な場面でのスーパープレーなどが必ずあったものだ。今年のペナントレースも残り五十数試合。2位以下のチームから大活躍する選手が多く出てくれば、優勝の行方も混沌としてくるだろう▼昨日、松本市野球場で行われた全国高校野球選手権長野大会の決勝戦。佐久長聖、松商学園ともに実力を発揮し、長野県代表を決めるにふさわしい一戦だった。優勝した佐久長聖には、84チームを代表して高校野球の聖地・甲子園球場で思う存分プレーしてほしいと願う▼全国の高校球児が、憧れる大舞台に立てることこそ、ある意味で「神ってる」戦いをしてきた学校だろう。どんな選手が活躍するのだろうか。今から楽しみである。

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