手作りの「味」お弁当に 児童と保護者支援

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志和の会メンバーから手作り弁当を受け取り、笑顔を見せる子どもたち

臨時休校中の子どもとその保護者を支援しよう―と、伊那市美篶の地域住民でつくるボランティアグループ「志和の会」は21日、地元の美篶小学校の児童を対象に手作り弁当を200円で提供するサービスを始めた。会員が同校玄関で子どもや親に弁当を手渡し、「たくさん食べてね」「毎日大変だよね。ばあばパワーあげるよ」と励ました。

同会は50~80代の女性15人が所属する。美篶の地域住民参加型カフェ「たんぽぽカフェ」で週2回、地元食材をふんだんに使った日替わり定食を提供するなどしている。感染拡大防止のため、現在はカフェの営業を休止し、カフェで月1回開く子ども食堂も中止している。

弁当販売は休校中、働く親の負担を軽減できれば―と始めた。同会の酒井さつき代表は「昼食を作らず出勤できる日が週1回でき、働く母親にほっとした気持ちになってくれたら」と気遣い、子どもたちには「手作りの味を楽しんで」と呼び掛ける。初日はハンバーグやナポリタンスパゲティなど子どもが好きなおかずに加え、青菜のごまあえやポテトサラダなど野菜メニューも盛り込んだ弁当を用意した。

この日は事前予約した約30世帯が計98個を購入。複数を買い、きょうだいや祖父母と一緒に食べる子も多そうだ。男子児童は「どのおかずも食べるのが楽しみ」「ハンバーグ好き」とにっこり。児童の母親は「昼食の献立を毎日考えるのが大変だったのでありがたい。お散歩がてら外で食べる予定です」と話した。

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