諏訪大社御柱祭 今年の神事一部中止

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令和4年御柱祭の下社本見立て、上社仮見立ての中止を発表する北島宮司

諏訪大社は24日、2022(令和4)年の諏訪大社式年造営御柱大祭(御柱祭)に向けて今年行われる予定だった下社の御柱御用材本見立てと上社の同仮見立てをいずれも中止すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するためで、下社は昨年5月に下諏訪町郊外の東俣国有林で行った仮見立てで定めた候補木を御柱御用材として決定する。上社は現段階では来年に行う予定の本見立てで御用材を決める。御柱祭に関連する一連の神事の一部が中止となるのは極めて異例。

会見で北島和孝宮司(61)は「式年造営御柱大祭を守るために見立ては我慢してもらいたい。もし、本見立て、仮見立てで新型コロナウイルスの感染が広がってしまったら、今後のお祭りに大きな影響が出てしまう。これ以上感染を広げないことが今は最も大事。氏子の皆さんも理解してくれるはず」と語った。

下社の本見立ては5月7日の開催に向け、関係者の間で準備が進んでいたが、政府の緊急事態宣言を踏まえ、北島宮司が中止を決断。関係者間で協議し、24日に大総代会との間で最終的な結論に至った。本見立てで行う木札の付け替えは後日、神職が行う予定。昨年の仮見立てでは約600人の氏子が集まったという。

上社の仮見立ての具体的な日程はまだ決める前だったが、前例では9月下旬に行っている。今回は1992(平成4)年の御柱祭以来5回ぶりに茅野市玉川の御小屋山から切り出すことが昨年12月に発表され、伝統にのっとり、御小屋山で仮見立てが行われることを楽しみにする声が広がっていた。

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