筋力強化へDVD制作 鎌田中央病院名誉院長

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鎌田式スクワットを収録したDVDを手にする諏訪中央病院の鎌田名誉院長

松本市の認定NPO法人「日本チェルノブイリ連帯基金」(JCF)が、理事長で諏訪中央病院名誉院長の鎌田實さん(71)=茅野市=が考案したスクワットやかかと落としなどを紹介するDVD「PPH(ピンピンひらり)―人生100年時代をどう生きる」を制作した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛中に取り組むには「うってつけ」(鎌田さん)の内容。収益はチェルノブイリやイラク、福島の子どもたちの支援に役立てられる。

JCFは1991年、チェルノブイリ原発事故被災者への医療支援を目的に設立。2011年の福島第1原発事故後は、福島県内の子どもを長野県に招く活動を始めた。イスラム国の迫害から逃れたイラクの避難民支援にも乗り出し、現地の人々と協力して医療サービスの提供を続ける。

鎌田さんは、避難民にスクワットやかかと落としを教えた経験を踏まえて「健康を願う気持ちはみんな一緒。民族や宗教、宗派を乗り越え、相手の命を大切だと知ることができるのが健康」と話す。DVDの制作は、人生100年時代を迎えた日本の現状も考慮して企画した。

DVDは約70分。1000枚作った。鎌田さんが自ら出演し、人生100年時代を生きる心構えを解説。認知症や寝たきりを招くフレイル(虚弱)予防の重要性を指摘している。「貯金より貯筋」などと筋力の強化を呼び掛け、実演を交え、鎌田式スクワットやかかと落としの方法を紹介している。

鎌田さんは、新型コロナウイルスの感染拡大で家にこもる生活が長引くことで、フレイルや肥満になる人が増えることを懸念する。「コロナと闘っていくには家の中で体を動かし、電話やSNS(インターネット交流サイト)で友達と連絡を取り合って心を温かくしておくことが大事」とし、「人生の最期までその人らしく、みんなに感謝して、『ひらり』とあの世に旅立つ生き方ができれば」と話している。

1枚2000円。ファクスとEメールで受け付ける。問い合わせはJCF(電話0263・46・4218、ファクス0263・46・6229、Eメールasama@jcf.ne.jp)へ。

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