下諏訪商議所の応援企画 デリバリータクシー

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特例の貨物輸送許可証を掲示して宅配を代行する植松ハイヤーの車両

下諏訪商工会議所は、新型コロナウイルスの感染拡大により大きな打撃を受けている飲食店の応援企画第2弾として、タクシー事業者がテークアウト(持ち帰り)商品を宅配する「デリバリータクシー事業」を町と協力して始めた。国土交通省のタクシーによる貨物輸送の特例措置(21日~5月13日)を活用した事業で、飲食店だけでなく商品を取りに行けない交通弱者の助けにもなると期待している。

同会議所では、飲食店の応援企画第1弾として、テークアウトや出前などに対応する店を会議所ホームページ(HP)で紹介。テークアウト利用時のレシートを集めると、商品券などと引き換えられる「しもすわテイクアウト応援キャンペーン」も町と協力して展開している。

デリバリータクシーは、出前や宅配に対応していない店やタクシー事業者の売り上げ増を手助けする事業。28日に開いた会議所三役会で実施が決まり、同日スタートした。

システムは、対応店が宅配を受け付け、植松ハイヤー(下諏訪町、植松秀仁社長)が宅配を担当。宅配対応は購入額2000円以上で、対応店は会議所HPで紹介(28日現在9店)している。宅配料は町内なら距離にかかわらず購入者は一律500円で、500円を超えた分は会議所と町が負担(一部タクシー会社も負担)する。

植松社長によると、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言を受け、タクシー業界は非常に厳しい状況にあるという。「正直デリバリータクシーでもうけは出ないが、飲食店がなくなればタクシー業界も危機にひんする。厳しい経営状態だが、飲食店の支援として取り組みたい」と話している。

同会議所ではデリバリータクシーの利用店も募集中。事業実施期間は5月13日までとしているが、特例措置の延長があった場合、利用状況などを踏まえて事業期間延長も考えるとしている。

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