新型コロナ考慮で神事のみ 守屋山で開山式

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開山式で山の安全を願う関係者。今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため神事のみの開山式とした

諏訪市郊外にある守屋山(標高1650メートル)の開山式は3日、登山口の「水呑場」にある守屋山諏訪社前で行った。例年は諏訪市中洲の林業関係8団体が共催する開山祭が行われ、中洲小学校みどりの少年団をはじめ約300人が集まり、アルプホルンの演奏が響くなどにぎわうが、今年は中洲の神宮寺の関係者を中心に10人で神事のみを執り行った。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、登山も自粛が呼び掛けられている。

式には神宮寺正副区長、水呑場一帯の整備を行っている守屋山あずま屋会、神宮寺生産森林組合、諏訪大社大総代が参加。諏訪大社の神職が祝詞を奏上し、山の安全を祈った。例年行うテープカットやアルプホルンの演奏はなく、当初予定していたシラカバの記念植樹は取りやめ、関係者が事前に苗木2本を植えた。

あずま屋会の原英充会長(76)=同市神宮寺=は「今年は神事のみとなってしまったが、自然そのものはなくなるわけではなく、いつでも私たちを受け入れてくれる。新型コロナウイルスの終息後には、多くの人に山に親しんでもらいたい」と話した。

守屋山は諏訪大社の神体山の一部で地元では古来から神の山としてあがめられている。山頂からの眺望に優れ、手ごろに登れる山として人気があり、例年は年間5000~6000人の登山者が訪れているという。

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