分散登校時に「学校ランチ」 諏訪市

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諏訪市の金子ゆかり市長は7日、第6回新型コロナウイルス感染症対策本部会議終了後に市役所で記者会見を開き、31日までの臨時休校期間中に小中学校で児童生徒に昼食を提供する「学校ランチ」を全額市費で実施すると発表した。学校再開を見据えた市独自の取り組みで、感染防止対策を徹底した上で、児童生徒1人につき3回まで任意で利用できるようにする。

学校ランチは、学校再開に向けた児童生徒の心身の準備と、食事面からの健康観察が目的。また、社会全体でウイルスと共生しなければ学校が再開できない状況を踏まえ、「学校給食」などにおける感染リスク低減策を教職員が確認する機会とする。事業費は約400万円を見込む。

学校ランチは、休校期間中に行う分散登校に合わせて提供する。分散登校は日数と時間を段階的に増やしていき、家庭学習の拡充準備を図る「1段階」の7~15日は1~2回程度、「2段階」の18~22日は2回程度、学校再開に備える「3段階」の25~29日は3回程度行う計画。学校ランチは2段階以降に実施したい考えで、11日までに利用の希望を取りまとめる。

献立は各校の栄養士が食物アレルギー対応に配慮した上で、各校で同程度のメニューとなるようにする。接触機会を減らすために配膳を簡略にしたり、少ない品数で栄養を摂取できたりするといった工夫もする。手洗いや机を向かい合わせにしないことを徹底し、健康観察と感染防止指導のため、教職員が同席して同じ食事を取る。

各校では▽児童生徒と家族の検温と健康確認▽児童生徒が触れる場所や機器の消毒▽マスク着用▽教室内の換気▽座席間隔(1~2メートル)の確保―をさらに徹底するが、学校ランチの利用は感染に不安を持つ児童生徒や保護者に配慮して任意とした。

金子市長は「食事を一緒に取ることは学校生活に慣れていくために必要な手続きになる。学校の先生も子どもたちの様子を観察し、適切な指導をしてほしい」と述べた。

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